外壁塗装の色の選び方｜イメージ別に事例を紹介

2023.04.21

福岡県で外壁塗装を行っている、有限会社E.S.R（イーエスアール）です。

先日、お客様より「外壁塗装の色選びに悩んでいる」とご相談を受けました。
塗料の色の選択肢は多く、家のイメージを大きく決定づけるものでもあるため、迷ってしまいがち……。
しかし、せっかく外壁塗装工事をするなら、ご家族の理想の雰囲気の家を実現したいですよね。

そこで今回は、同じように外壁塗装の色選びに悩んでいる方に向けて「色の選び方」や「理想の雰囲気を見つけるコツ」、「イメージ別の事例」などを紹介していきます。
ぜひ、今後の参考にチェックしてみてくださいね。

同じデザインの家でも、使用する塗料の色が違えば人に与える印象はまったく違います。

・屋根
・外壁
・付帯部

上記の部分の配色のバランスが良いほど、家全体に統一感が出るため失敗しにくくなります。

たとえば、屋根がブラウンの場合外壁をベージュにしたり、屋根がブラックの場合付帯部もブラックで合わせたりと、相性の良い組合わせを考えていきましょう。
この「3点の配色」に注意しながら、色選びを進めることがポイントです。

付帯部とは、住宅の屋根と外壁以外の「雨樋」や「雨戸」、「幕板」や「破風板」などの部分を指します。
塗装をしないと、経年劣化により錆びが発生したり家の内部に雨水が浸入する原因となるため、屋根や外壁と同じように定期的に塗替えが必要です。

付帯部の色を外壁と違う色にすることで、ぼやけていた印象を引き締めたり、全体の雰囲気にまとまりを出すこともできます。
付帯部に選ばれる色はブラックやホワイト、屋根の色と同じ色が多く、1階と2階で色を分けツートンにする場合に活用することもおすすめです。

それでは、外壁塗装の色を選ぶ際に、多くの人が基準としているポイントを見ていきましょう。

色褪せしにくい色を選ぶなら「ホワイト」「ブラック」「ブルー」の塗料を選びましょう。

外壁塗装は、紫外線を受けることで化学反応を起こすため、経年劣化すると顔料が外壁の表面に浮き出てきます。
これをチョーキング現象といい、雨が降ったときに顔料が流れてしまうことで外壁の色褪せへとつながってしまいます。

塗料のホワイト、ブラック、ブルーは耐光性があるため、色褪せのしにくさを重視するならこの3つから選ぶこともひとつです。

外壁塗装は、排気ガスや埃、雨だれなどさまざまな汚れが付着します。
「グレー」や「ベージュ」「淡いグリーン」は汚れの色と似ている中間色のため、汚れが比較的目立ちにくい色とされています。

見た目をきれいに保ちたい人や、外壁の掃除をする時間を取ることが難しい人は「汚れが目立ちにくい色」から選択するという方法がおすすめです。

「周囲の家や景観から浮いている」。
これは、外壁塗装でよく起こる失敗のひとつです。

自分の家だけに気を配っていると、周りの外観や自然との調和が取れているかを見落としがち……。

事前に近隣の家の外壁の色を確認したり、景観とマッチする色を考えて選択するようにしましょう。